使い方ガイド / 第5章

よくあるエラーと対処法

エラーが出ても、多くは自分で解決できます。まず「00 最新版に更新」を試してください。それでも直らないときは、表示されているメッセージから下の該当項目を探してください。

目次(表示されたメッセージから探せます)

  1. まず試すこと — 最新版に更新する
  2. 「AIへのログインが必要です」で始められない
  3. 途中で止まる・すぐ使えなくなる(AIの利用上限)
  4. 一括起票が「不成立/読み取り不能」になる
  5. 「MF接続が必要」「要再認証」「期限切れ」
  6. 証憑が読み取れない・対応していない形式
  7. インボイスの「公表データが古い/未確認」
  8. 仕訳レビューで「確定できません」
  9. APIエンジンのキーが拒否される(APIエンジン利用者)
  10. それでも解決しないとき
00

エラーの多くは、アプリの更新で修正済みです。まずは最新版に更新してから、もう一度お試しください。

もう一度同じ証憑で試すだけで通ることもよくあります。AIは毎回わずかに結果が変わるため、「証憑から仕訳案を作成できませんでした」で失敗した証憑を「もう一度」起票にかけると作れることが多いです。ただし形式・画質・ファイルの欠落など、証憑そのものが読めない場合は先にファイルを直す必要があります(詳しくは 03)。
01

既定のAI(Codex=ChatGPTアカウント連携)を使うには、ChatGPTへのログインが要ります。次のような表示のときはログインしてください。

表示例一括起票するには AI へのログインが必要です(ヘッダーの「AIログイン」から)。
表示例未ログインです。「ログインを開始」からログインしてください。

画面上部(ヘッダー)の現在のAIエンジン表示「Codex: 未ログイン」を開き、「ChatGPTアカウント連携」→「ログインを開始」からログインしてください(メッセージ内の「AIログイン」は、現在この「Codex: 未ログイン」の表示を指します)。ログイン後にもう一度実行します。

自分のAPIキーを使う「APIエンジン」に切り替えている場合は、ChatGPTへのログインは不要です02)。MF(マネーフォワード)への登録・取得は、これとは別に「MF接続」が必要です(04)。
02

次の表示が出たときや、しばらく使うと急にうまくいかなくなるときは、AIの利用上限が原因のことがあります。

表示例AIサービスが混み合っています。時間をおいてもう一度お試しください。

既定のAI(ChatGPTアカウントでログインして使う方式)は、お使いのChatGPTのプランによって利用上限があります。上限はプランやアカウントによって異なり、証憑をまとめて多く処理すると、上限に達して途中で止まることがあります。

対処(どれか)

APIエンジンの切替:画面上部の現在のAIエンジン表示(「Codex: …」または「API接続: …」)を開く → 「API接続」の「こちらに切り替える」。接続(APIキー)の登録は 「アプリ設定 → AIエンジン」 から

「証憑から仕訳案を作成できませんでした」が何度も出て、証憑自体はきれいなのにうまくいかない——このときも、AIの利用上限に達している可能性があります(プラン上限では上の「混み合っています」が出ないことがあります)。証憑を疑う前に、時間をおく・APIエンジンに切り替える・プランを確認する、を試してください。
03

一括起票では、作れなかった証憑ごとに 「{ファイル名}: 不成立(理由: …)」 または 「読み取り不能(理由: …)」 と表示されます。まず知っておくと安心な仕組みが3つあります。

理由別の対処

理由(表示される文言の分類)対処
証憑から仕訳案を作成できませんでした。まずもう一度起票(再実行で作れることが多い)。繰り返すなら証憑を鮮明にし直す。何度も続く・急に増えたならAIの利用上限(02)も疑う。
取引日/金額/借方・貸方の明細を正しく確認できませんでした。証憑の画質・向きを確認して撮り直す・取り込み直す。日付や金額がはっきり写っているか確認。
許可された勘定科目/補助科目/部門/取引先を確認できませんでした。
選択したプロファイルの貸借条件に合う科目を確認できませんでした。
使っているプロファイルの許可設定(科目パレット等)を見直す。想定する科目が許可に入っているか確認。
税区分/インボイス区分と登録番号の組み合わせを確認できませんでした。その証憑は手動で下書きして確定するのが早い場合があります。
証憑を読み取れませんでした。
この形式の証憑は画像として読み取れませんでした。
形式・画質の問題。証憑の読み取り(05)へ。
AIサービスが混み合っています。時間をおいてもう一度お試しください。AIの利用上限。02へ。
「不成立」「読み取り不能」は複数の原因をまとめた結果の表示名です。表示名だけで判断せず、カッコ内の理由に従って、再実行するか、ファイルを直して取り込み直すかを選んでください。読み取り不能が多いときは、まず05も確認してください。
04

取得・登録・成果物の操作には、事業所ごとのMF接続が必要です。次のような表示のときは接続をやり直してください。

表示例接続が必要/未接続/要再認証/期限切れ(画面上部やバッジに表示)
表示例接続状態を確認中/接続状態を再確認中/接続(確認中)
表示例接続済み(状態未確認)/接続状態を再確認できません
表示例MF接続状態を取得できませんでした。取得できるまで接続操作は開始できません。
表示例MF接続は事業所ごとに保存されるため、先に事業所を作成または選択してください。
表示例MF IDが一致しません。別の事業所で認証されています。確定せず、接続し直してください。
05
表示例対応していないファイル形式です(CSV・Excel・Word・テキスト・PDFに対応しています)。
表示例このPDFを読み取れませんでした(文字の抽出もページ画像化もできませんでした。証憑なら「取込」から読み込んでください)。
06

T番号の照会結果を「根拠」として保存したり、公表データで裏付けて自動確認したりするには、国税庁の公表データが最新である必要があります。次の表示のときは公表データを更新してください。

表示例更新未確認/更新確認が古い状態です/初回更新が必要です

対処:「アプリ設定 → 国税庁公表データ」「公表データを更新」

公表データが古い・未取得でも、T番号照会自体は実行できます(結果は「照会未更新」と出て、根拠としては保存されません)。また、非適格や、担当者の判断による確定、自動確認の一部(レベル2で提案が厳密に一致した場合や、レベル3)は、公表データが古くても行えます(警告・記録付き)。公表データは自動では更新されません(鮮度の目安は約30日)ので、ときどき手動で更新してください。詳しくは 第4章「インボイス区分」を参照。
07
表示例確定できません: … 科目などをMFマスタの値に直してください。
表示例未設定の項目があるため確定できません(残り N 項目)。

まず、「確定できません:」の後ろに出ている理由に従って直してください。よくある原因は次のとおりです。

仕訳は登録できたのに、証憑の添付だけ失敗したときは、レビュー画面の「証憑だけ再試行」から添付だけをやり直せます。
08

自分のAPIキーを使う「APIエンジン」で、次のような表示が出るときの対処です。

表示例キーが拒否されました(無効または権限不足)/キーが未登録です/この接続は使えません(失効済みの可能性)
09

上のどれでも直らないときは、不具合報告・改善要望からお知らせください。次の情報があると、原因の特定が早くなります。

アプリ内のフィードバック送信をお使いいただくと、アプリ版・OSなどの情報が自動で付きます。